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Microsoft Forms vs Google Form

作成の目的

とりあえずテイクアウト注文を受けれるようにしたいけど、初期投資する余裕なんてない方向けに無料で作成できる範囲を確認します。また、MicrosoftとGoogleで利用できる機能差も確認していきます。

前提条件

  • 弁当注文を取れるフォームを無料で作る
  • 注文が入ったら何かしらの方法で通知を出す
  • ついでに販売状況も管理する

完成イメージ(理想形)

完成イメージ
お弁当注文フォーム完成イメージ

Microsoft Forms VS Google Form

まずは両社のできることを見ていきます。製品が違えば一長一短出てきますので、少しでもやりたいことができる背品選定をしていただくと良いです。

項目MicrosoftGoogle
単一選択ありあり
複数選択ありあり
段組みかろうじて利用可能使い物にならない
入力必須設定ありあり
入力チェックありなし
自由入力ありあり
日付入力ありあり
時刻入力なしあり
集計Excel必須無料の範囲内で可能
公開方法リンク/QR/埋め込み/メールリンク/埋め込み/メール
通知機能ありあり※1
表 提供機能一覧

※1 標準機能内でメール通知機能確認できましたので記事を修正しました。詳細は下記の画像をご確認ください。(2021年5月16日更新)

Google Formメール通知

両社の出来栄えを確認しましょう。

左がMicrosoftで右がGoogleです。

メリットとデメリット

MicrosoftGoogle
メリット・問題はゼロではないがお弁当の数まで指定できそう
・標準機能でメール通知機能あり
・公開方法の選択肢が多い(特にQR発行標準は良い)
・多少の入力規則は決められる
・入力されたデータの閲覧もブラウザのみで対応可能
・スクリプト利用が可能で注文送信後の処理はカスタマイズ可能
・Marketplaceアプリを使ってさらにカスタマイズできるかも?
デメリット・注文個数を一度選択すると解除できない
・フォームの入力データがオンラインで見れない。Excelアプリ必須でリアルタイム性に欠ける
・時刻入力(フォーマット)が強制できない
・段組みを使った注文個数指定ができない
総合評価標準機能のみでどうにか運用はできそうです。
注文内容の確認にExcelファイルのダウンロードが必要になる点が気になる。
標準機能のみでどうにか運用はできそうです。段組みがうまくいかないところが気になる。プログラム実装が可能なら注文を受け取った後の処理もカスタマイズ可能で良い

まとめ

 どちらも無料で使える機能ですので、小さく始めてみてだめなら次の手を考えるといった形で始めていただく分にはどちらの製品をご利用いただいても良いと思います。今回は無料でできる範囲をご紹介しましたが、有料版を契約することでできることが増える可能性もありますので、取引のある業者さんにご相談すると良いかもしれません。

 元も子もない話ですが、こういったものはUber Eatsや出前館などの完成したプラットフォームを利用したほうが導入障壁は低いです。

 コロナ過になり在宅も増えていることからビデオ会議ニーズが高まっています。本記事と同様に製品紹介していますので合わせてご確認ください。