1．トライアル開始前の事前準備

　Office365のご利用にあたり、特別何かの準備が必要になることはありません。Office365には契約ドメインというドメインが割り当てされるため、契約ドメインのみで一通りのトライアルは可能だと考えています。

　独自ドメインでのトライアルを利用する場合のみ、ドメインのご準備をしてください。フリーメールのドメイン(gmail.comやyahoo.co.jpなど)および、プロバイダーなどが提供するドメイン(i.softbank.ne.jpやocn.ne.jpなど)はご利用いただけません。

　事前に何を確認するのか決めておくとスムーズなトライアルができるかと思います。既存システムの利用・運用をOffice365に置き換えてみるとどうなるかを考えていただき、まずは既存システムで何をしているかの棚卸から始めていただくとよいかもしれません。

2．登録が必要となるDNSレコード

契約ドメイン(xxxx.onmicrosoft.com)のみでトライアルされる方はこの章は読み飛ばしてください。

レコードタイプ	用途
	受信メールサーバを指定
TXT	ドメイン所有権確認、送信元認証※1
CNAME	Exchange Server ホストの自動検出など

　ご契約中のドメインサービスで上記レコードの登録が可能か、サービス提供元へご確認ください。Office365のトライアルはお申し込みから1か月しか有効になりません。短い期間でお試しいただくためにも事前の準備をしっかり行うことをお勧めします。

3．トライアル開始までの流れ

1. Office365のサイトからトライアルを申し込む
2. ユーザ・グループを作成する
3. 利用開始

細かい設定は当然ありますが、とりあえず使ってみたいというだけであればこれだけの作業でトライアルが始められます。各社様のご要件に合わせてトライアル環境を設定されたい場合は、お取引のあるベンダー様へお問い合わせくださいね。